鹿の話

美しい朱い門をくぐり、鹿に触れた日の数日後。


真夜中に、目が醒めた。


夢うつつ。


鹿が私の前を歩くから、一緒にその後をついて行った。


在る場所で、この先はあなたはまだ入れないから。
夢の中で会いましょう。


そう言って、目の前から鹿が消えた。

私は、深い深い眠りに落ちていった。



最後の授業の日。

特に始まりの時間が決められていた訳ではないのだけれど、

私は少し遅れてしまったと思って、オドオドしていた。


遅れちゃったけど、参加してもいいのかな?大丈夫かな?


心がソワソワしている。


前の方の生徒から順々に、
分厚い辞書のようなノートが、手元に回ってきた。


自分の名前の書かれたカードを抜き取り、
参加なら○を書き、

またノートに戻す。


何ページかめくり、問題なく自分のカードを見つけた。
〇を書き込み、ノートに戻す時。


私のカードが、どのページにあったのか、分からなくなってしまった。

あ、アレ。どこに戻したらいいんだろう?
どうしよう、、、遅れてきたけど、○にしてよかったのかな?


焦りながらページをめくってみるけれど、
増々どのページから自分のカードを抜き取ったのか、
分からなくなってしまった。


どうしていいのか戸惑っていると。



先生が教団に立ち、授業が始まった。


ハイ、みなさん。


今思っている事が、あなた方が地上に降りて、
最後の門をくぐる時、あなたの前に現れる問題です。


このクラスの、半数以上の人が、
どのページに戻していいのか分からなくなり、
戸惑っていますね?


戻す場所など、決められていないのです。

偶然開いた場所に、戻しなさい。


偶然の必然、同じページにカードを入れた者同士が、
必ず出会います。


同じ船に乗るのです。


その全員が、仲間です。
そう気づいた時に、またこのクラスに戻ってくるでしょう。





私は、常に私で良いのかな?って思いを、心のどこかで抱えていた事に、
気が付いた。


この授業に、何度も出ていて、
何度も同じ船の仲間を、全員は仲間だと思えず、
やり直していた。


これが最後の授業だって言ってたのを、思い出した。


よし、最後は頑張るぞ!


そんな事を思いながら、目が醒めた。


雨の予報が外れ、外が晴れた日の朝だった。


私は、急に思い立ち、


日光東照宮にいく事にした。

ちょっと出る時間が遅くなっちゃったかな、
間に合うかな?

日を変えようかな?

でもこの先ずっと雨の予報だしな。

と、どうしようかソワソワし始めた時。


夢の中でも、
決められた時間なんてなかったのに、
勝手に自分が遅れたと思って、ソワソワしたのを思い出し、

噴き出した(笑)。


そうだ、行けばいいんだ。


どうして日光東照宮かというと、
カトマンズで偶然の必然で開いたページが指していた。


その時のブログ


あ、なんだか思い起こせば、
最後の授業と、私の現実が、重なり始め。

時計はお昼を回ってしまったけれど、
飛ばせば間に合う!と自分を鼓舞して、栃木へ向かった。




つづく


LOVE
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